エスカクロン

深い雪に被われた終末の世界、誰かがターミナルと呼んだその場所からやってきた不思議なふたりの少女たち。

ひとりはクロン、真夏に咲くひまわりのような明るい笑顔が特徴で、なんにでも興味津々。

ひとりはエスカ、夜明けに残った月のような柔らかで、神秘的な目が印象的。

異なる雰囲気だが、どこか似ているふたり。

ふたりはこの現代世界のことをトランジットと呼んでいる。

ふたりがトランジットで触れる音楽や景色、様々な人々との繋がりなにかの変化をもたらしていく……。